本日、写ルンですについて公式アナウンスが出た。
ワールドワイドでの長期的な需要の減少により安定的な供給が困難となりましたので、27枚撮の価格改定および39枚撮の販売を終了させていただきます。
2018年3月を持って「写ルンです シンプルエース39枚撮」が販売終了になり、写ルンですは約30%の値上げとなった。ヨドバシ.comにて2018年1月19日現在、734円なので954円ほどになる予定。これで写ルンですは「シンプルエース27枚撮」と水中用"New Waterproof"の2種類となった。
以前から1600の廃盤はアナウンスされていたが今回の発表は少し驚いた。
ブームなんじゃないの?って。でも、よくよく考えてみたらフィルムってとても衰退しているんだよねって。いくらブームと言ったって、写ルンですがスマホほどの普及は考えられないし、ここ一番と言うか、遊びで少しだけ写ルンですを持ち出す程度ななら、全く今の生産体制を支えることはできないと思う。値上げも然り。
フィルムを盛り上げるということは
よく"フィルムを盛り上げる"というが、それは例えば、今人気の上野動物園のパンダ、"シャンシャン"を撮るのにみんなのカメラが写ルンですとかフィルムカメラになるぐらいじゃないとダメなんじゃないかな。普通の人はスマホで広角レンズなので、ああ、遠いなぁと思っているだろうし、本気の人はデジタルの一眼レフで連写するだろうから。二極化。そこのニッチなところに入り込んでいるのがフィルム写真なので盛り上げていきましょうというのは無理がある。
写ルンです日記の今後
さて、どうしようというのが今の気持ち。値上げは痛いし、27枚撮りと言うのは高い少ない、現像代を考えると、少し無理がある。1日出かけて13枚程度に抑えるか。1本で2記事?なんかそう考えながら撮るのもなぁと。でもフィルム写真・カメラは好きななので思い切ってハーフカメラも入れていこうかなとも思っている。これならライカなどを中心としたカメラのサブカメラとして持ち歩いてもそんなに負担はないし、露出も合わせられてもっと綺麗な写真を記録できるし、見せられる。
むむむ。
ブログを始めて一年も経たずして大きな舵を切らないといけなくなったのは写ルンですぐらいは値上げせずに残るだろうと、"フィルムの現状"を甘くみていたのかもしれない。まぁ、今後もっと高くなっては行くけれど、この27枚撮りだけは生き残って行くのかなと思っている。これがなくなったら相当やばいね。これからもフィルムで撮って行きたいなぁと思っている。
2018年 3月30日 追記 むむむ。アクロスも終了だ・・・。