以前から行きたいところリストに入れていた、JAXAの勝浦宇宙通信所に行ってきた。
HP : JAXA | 勝浦宇宙通信所
見学概要 : 勝浦宇宙通信所 | ファン!ファン!JAXA!
勝浦宇宙通信所
ランチに勝浦タンタンメンを食べてたら変なところにラー油が入ってむせた。喉が痛い、唇が辛くて痛いとかなんとか言いながら勝浦宇宙通信所へ向かう。
入り口の門をここでいいのか?入ってもいいのかと不安になりがながらくぐり、山道を進んでいくと見えてくるアンテナ。
ナビに住所を打ち込めば一発で出るが、すごい山奥にあるのでネットなどでみると、バイクのツーリングの途中に寄りました的な記事が多い。確かにちょっと最寄りの駅とか思いつかないところにある。
到着と同時に守衛さんからお声がかかったので施設見学をしたい旨を伝えると記名と促され、その後に見学者カードを渡された。
これを首にぶら下げて施設内を見学する。施設内とはいえ、きちんとした見学者用の模型などがあったり、宇宙服が置いてあったり好きな人にはたまらないものがあるだろうなと思う。
あと、人工衛星の高度とかメートルで言われてもわからんとかなんとか言いながら、結構楽しんで見学できた。国際宇宙ステーションなんて人工衛星よりかなり低いところを回っているんだなとか。高度400kmだったかな。ピンとこない。
通信所内はかなり静かだったが2Fには上がれなかったり、ボードの向こうは誰か人がいる気配があったりと「何か」をしているのは間違いない雰囲気。
たまには宇宙とは・・・などと思いを巡らすのもいい by アレモ・ホーキング博士
帰りにアンケートを渡すと「JAXAのアンテナカード」をもらえた。Ver1.2とは・・・。しかも合計4枚あるうちから一人一枚なので、トータル4回行かないとコンプリートできない仕様になっているとは。
以前は見学者にも広報用のアンテナ操作をさせてくれていたようだが、今はしていないようだ。またおみやげもエコバックだったりしたようで、なんとなく予算が・・・とか考えてしまうのは悪い癖。
見学を終えて、守衛さんに挨拶をして、出るときに入れ違いで紺色のスーツ姿の集団が玄関に集まっていて入ってきた。結構若い人たちだな?と思ってスーツのバッジを見たら「〜大学理工学部」と書いてあった。なるほど、授業の一環で施設見学か。ほんと学部的に好きな人はたまらんだろうな。
他にも業務で見学に来ている感じの方々も見られた。
勝浦第4送受信局パラボラアンテナ。これが4つあるアンテナの中で一番大きくて直径20m。こうやって広角で離れて撮ると迫力が劣るかもしれないが、相当でかい。
ここから先は金網で囲われていていて入れないので写ルンですのレンズをうまいこと金網の穴の中に入れて撮ったつもりが金網が写り込んだ。おしい。
勝浦第1可搬局パラボラアンテナ。これで直径10m~13m。かっこいい。こういうアンテナとかインフラ施設って熱いものがある。
じつはこれも同じ第一アンテナ。少し離れて戻ってきたら、ここまで上を向いていた。どれぐらいの速さで動くのか見たかったが、突然音がしたと思って振り返ると、あれ?さっきどこ向いていたっけ?という感じで動く瞬間そのものが見られず残念。
こちらではアンテナが動いているところの動画が見られる。すごい速いぞ。夕暮れ時というのもかっこいい。
勝浦第2可搬局パラボラアンテナ。
4つあるアンテナのうち3つは施設のそばにあるということはわかっていたが3つめが見つからず、帰路に立ったところ突然、目の前に現れた。思わず、「おお〜」と声を上げてしまった。かっこいい。なんていうか道路がコンクリートじゃなかったら、森の中に突然「超古代文明」が現れた!的な感じ。
全て無料でここまで楽しめれば十分だな。結構おすすめ。
この記事にちなんで衛星写真で。一番下にある白い点が第二アンテナで、通信所下にあるのが第一アンテナ。その上が最大の第四アンテナ。その上の離れたところに第三アンテナがある。なんだかすげー時代だな。
(他の県や国にもいっぱいあるが)これらアンテナで人工衛星と通信と操作を行なっているのかと思うと、果てしない感覚になる。だって空を見ても全く人工衛星なんて見えないし。
でも、私には聞こえたね。宇宙からの声が。「レンズを買え」って。よっしゃー。
これを自宅に設置したらいつも宇宙の声が聞こえる?