いつもより一ヶ月早く梅雨明けした頃、暑いさなか埼玉の川越方面へ足を伸ばした。目的は廃線で有名な西武安比奈線を見ておきたかったから。
どうも情報が交錯しているんだが、この廃線自体をどう廃棄、撤去するか、またいつ頃なくなってしまうのかがはっきりしない。もう解体が進んでいると言うニュースを見たり、これから解体すると言うようなニュースを見たりして、これはまごまごしていたら見られなくなると思った。
スタートは南大塚駅
ランチを川越で食べてから戻る形で始点の「南大塚駅」に向かった。この線路が切れているところの写真はみなさん撮っていると思う。この後ろが南大塚駅で道路をまたぐように線路が残っていた。
次はなんとなくGoogleマップで発見した橋脚のようなところへ。畑の畦道を歩いて少しだけ近づくことができた。とにかく暑くて、じっと写真を撮っているのがしんどかった。日差しよりも湿度が高くて参った。
安比奈駅(旅客)
ここは最初にGoogle検索したら出て来た場所で、なんでこんなところがと思ったがどうもここに駅の跡があったらしい。安比奈駅(旅客)と言うところ。全く何もないように見えるが草の中に線路が少し残っていた。草刈りをする方が一人だけいた。
朝の連ドラロケ地でも有名な通称「池の辺の森」
ここは朝の連ドラ「つばさ」でロケ地に使われた通称「池の辺公園」だけれど、完全に蔦で覆われて、さらに立ち入り禁止になっていた。残念。
ここが一番有名?SNSを見ているとこの中で撮影している人もいるのかな。一応立ち入り禁止なので守ろう。これを守らずもっと撮影とか見ることができなくなるのは残念すぎるから。
この後ろ側。ずっと線路跡があってその周りに住宅が建っている。足元には線路の跡。
よく写真で見るところ
よくSNSとかで見かけるところ。この雰囲気はなかなか良い。左側は農園のようだった。それでこれだけ綺麗になっているのかも。駐車場代わりかな。
鉄の線路を木の根っこが持ち上げてる。
線路を中心にここまで広げられている。しかし木が残っているのはどれぐらいの線路の予定だったのだろうか。
1963年以降から休止状態というから40年以上放置されていたのか。
これは市民農園みたいな感じなのかな?
旧安比奈駅と周辺
旧安比奈駅に向かう途中で。この鉄橋はなんのためのモノだろう。
こう言う構図嫌いじゃない。
この鉄橋、思わず何枚も撮ってしまった。何か惹かれるものがあった。自然の中にこう言う人工物って不自然で絵になる。
ここが最終地点。この周りに車両基地を作ろうとしていたらしい。
何もないように思えるが「駅跡」のと思しき、左側の鉄塔が藪で覆われていた。
右側にコンクリート片がある。これが駅の跡らしい。あまりにも緑に覆われていて冬にも来ないと全然わからないところが多い。
車両基地予定地と言うことならこれだけの土地は必要かも。
これだけの規模のものを大正時代は運営していたが、1960年代には休止。元々は砂利運搬などがメインだったようだが、それを住民などを運送する目的に変えようとしたが「少子高齢化」が見えてきたので1995年には頓挫。それ以降も模索するも至らずということらしい。
どうも、線路などは撤去しないとのことなので辿ってみるのも楽しいかもしれない。あと、季節を変えて冬に訪れるとどんな感じになるのかまた来てみたい。
モノクロフィルムで撮った記事です
出たね。アニバーサリーじゃなくてプレミアムキットなのか。
クラッセ型のケース。
クラッセも出た当時ヨドバシの店員さんに欲しいかも?って言ったら「いやいや、正直T3をお持ちならいらないですよ〜。中古でTC-1とかGRを買ったほうがいいですよ〜」と言われそのまま買わずにいたがそれはそれで正解だったか?
あと当時1600のナチュラが出て一緒にナチュラのカメラも出たんだよね、f1.9のレンズを持ったものとかもあって。29800円とかすごく安かった。店員さんも「オススメしません」って。でもいざ販売が終わり、今に至ると5万越えとか?市場原理はすごい。
で、今はナチュラのフィルムもなくなったり、モノクロフィルムが終わったと思ったら復活するかもとか。どうもブームなのかなんなのかわからなくなって来たぞ。
でもさ、もう少しフィルムで遊びたいね。