写ルンですを持って筑波実験植物園へ行ってきた。ここは2回目。
筑波実験植物園 HP; 筑波実験植物園(つくば植物園) Tsukuba Botanical Garden
年パスが9月に切れてしまったので買い直したが、平成30年1月1日より1030円から1500円に値上がりするようなので欲しい方は急いだ方がいいかも。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater/imgs/kahaku_reprice.pdf
旧竹内農場西洋館
植物園に向かう前に、少し前に知ったレンガ作りの西洋館の廃墟が最近整備され始めたと聞いたのでどれぐらい見られるのか寄ってみた。
見つけるまで結構探したが、到着すると農家の方が近くで作業していたので声をかけて、「見学しても良いですか」と聞くと「はいはい〜」と。早速周辺を歩いて見たが、看板には進入禁止とのこと。そしてこの通り勝手に入らないようにネットで囲まれていた。しっかりやっているんだなと感心した。
・旧竹内農場西洋館 | NPO法人 龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会
こちらの方々がボランティア活動で整備してくださっているようで、今後、さらに整備されて行ったら再訪したいと思った。
ネットが下がっていたところから少し手を伸ばして撮った。雰囲気があっていい。きちんと整備されるといいなと思う。
検索するとおそらく放置されていた頃のものと思われる、この建物の中から撮った画像も結構出てくるが、廃墟マニアには人気があったのかもしれない。この日は他には誰もいなかった。このためにハッセルブラッドのSWCも持って行ったのだが、ここでは撮影できず写ルンですのみで数枚。また時間をおいて訪れたい。
筑波実験植物園
ランチの後、筑波実験植物園へ。
日本的ハロウィン〜。他にも柿などがたわわに生っていた。
カラスウリも見飽きるほどいっぱいあった。モノクロだと撮れないがカラーだとすぐに撮りたくなる。
コマユミ。鮮烈な赤にも見えるけれど、結構グラデーションが綺麗で日当たりのいいところと日陰の部分の色味の違いなどがあって楽しめた。紅葉にはもう少しか。
森の中に入って見上げる。
こういう構図に弱い。絵を描く感じ。すっと入ってくる。
足の裏ほどの大きさのある葉っぱが落葉していた。ホオノキ。漢字で書くと「朴の木」なのな!読めない。紅葉も始まっていてサクサクと音を立てて歩く。
ススキが逆光に照らされて光っていた。ほんと、ここは色々な植物があって何時間いても飽きない。これで310円は安い!
これもコマユミだったかな。光に照らされて赤が綺麗に光っていた。
背中に赤とんぼ。
ビオトープも自然に溶け込んでいる。
ネムノキ。チリチリしている。
スマホでパチリ。午後3時も過ぎると日陰は肌寒くなってきた。
秋っぽく、パンパスグラス。陽も暮れてきた。
徐々に秋っぽくなってきている。露出が厳しいので空に向けてばかり撮っていた。
筑波大学のそばかな。奥の方で。少し紅葉が始まっていた。なんだろうこの木。忘れてしまった。足元には台風の影響でかなり種子が落ちていた。
写ルンですは構図で勝負か?
写ルンですで撮り続けて半年ぐらいになってきたか。やはり実感するのは露出。ISO400、f10、SS1/140という露出固定なので、薄暗いところが好きな私には厳しい時が多い。それでもパチパチジーコジーコ撮ってるけれど。
日記的に撮るには必要十分でも、撮りたいところで露出が足りないなーと思って撮れないのはストレスもあるけれど(部屋で家族などを撮る時は迷わずフラッシュを!)、わかりやすくていい。それでも露出オーバーならネガのラティチュードの広さを実感できる。露出固定なのでその場にあるがままの光のみを写し撮るので、光に敏感になる。
また、露出が固定されているため、撮影時には構図だけ考えれば良い。しかし、ピントが1m〜無限のパンフォーカスでボカすこともできないので、構図を作る力が試されるカメラだとも思う。
2018年の3月にはISO1600のHi・Speed(およびSimple Aceの39枚撮)が無くなってしまうので選択肢が減るのは残念だ。こちらはもうすこしピントが0.8m~無限まで合うので寄ってしまいがちな人には勧めたいモデルだったのだけれどな。
写ルンです1600 Hi・Speed : 主な仕様 | 富士フイルム
ま、この標準モデルで十分だけれどね。
31年か。早いなー。
同時にContax IIを持っていった記事はこちら。